ファンとしての決断。

もう日付けは変わっちゃったけど、

京都に雪が降った特別な今日、個人としての気持ちとファンとしての気持ちを書き記して、思いに区切りを付けようと思います。

 

 

全否定する訳でもなく、全肯定する訳でもない、豆粒みたいなオタクの大きな独り言です。

 

あの日からもうすぐ1ヶ月が経とうとしているけれど、全然受け入れられない。

 

じーこは大好きだからわちゃわちゃエピは好きだけどそれは滝沢組としてでSnow Manとしてではない。8・9人の集まりを見ると胸がぎゅうっとなるか酷くちーんってなる。

 

今まで沢山の時間や経験を積み重ねて作った6人グループとしての絆、「SnowDream」「6人でデビューしたい。」と言い続けた彼等の思い、実績、歴史。その全てが「6人のSnow Man」として報われてほしいと思うし、新しい風なんて必要なくても彼等は十分デビュー出来ると思う。

 

最初も今も、この思いは変わらない。

できる事なら、春の終わりに6人に戻ってくれたらどんなに幸せだろうか。

 

「6人が6人のSnow Manを捨てるなんて、

6人じゃないSnow Manがいいって本人達が言うなんて、そんな事あるはずがない。

事務所の圧力に負けたんだ。

ファンが声をあげ続ければ

どうにかなるはず。」

最初はそう思って、頑張って嘆願書をかいたり、投書を書いたりした。

 

みんなで声を上げてちょんちょんって袖を引っ張って、肩をつついて、

こうやって

 

https://twitter.com/itaookochn4smze/status/1091724970667864064?s=21/preview

 

6人が思ってる以上に沢山の人が伝えれば「うん。そうだね、確かに。」って言ってくれると思ってた。

 

でも、違った。

 

6人は6人じゃないSnow Manを認めてた。迎えてた。

それは私にとって一番哀しい事だった。

 

今までずっと

「涙で滲む約束」「絶対諦めないよ」

「おじいちゃんになってもずっと側方倒立回転出来るグループでいたいね。」

「僕はSnow Manのためだったらなんだってやってやります。」

その全てが6人のファンに向けられたものだったから、新しい言葉に勝手に裏切られた気になった。

全然知らない人を見ている様な気分になった。

 

でも、その言葉の中にもいつもの彼等の優しさと熱意と誠意があって

「ずっと好きでいてほしい」

「だから別に悪い人なんていないよ」

 

もし、これがなんの圧力もない彼等のフラットな言葉だとしたら…。

 

そんな時の目黒くんのブログ。

 

もう、ビックリ。

常識のない反対派ファンの行動にもビビったけど、常識のないブログにもびびった。

揺れ動くファンの不安定な精神をビリビリを破いくれたおかげでお顔の次の第二印象は最悪で。

6人から見たらは悪い子じゃないのかもしれないけどもう最初があれだから全然受け入れられなくて。同時に悪魔な私が「これをきっかけに増員もなくなっちゃえばいいのに。」とか思ったりした。

 

もしかしたら事務所の思惑通りなのかもしれないけど、全然事務所が添削とかしてない事が分かって。

 

そこからまたすの日常を読み返して、

「ファンにとってアイドルってなんだろう。」

「アイドルにとってファンってなんだろう。」

そう、考えた。

 

私がSnow Manと出会ったのは6年前。

ボンビーだし全然現場には行けなかったけどJrチャンネルのおかげでちょっとは貢献出来るようになって、毎週が楽しみになって、勝手に小さな家族みたいな気持ちになってた。

 

その答えが見つかる様な気がして私の大好きな作家朝井リョウさんの「武道館」を3年越しに読み返してみた。

 

特に印象的だったのはご覧のセリフ。

「正しい選択なんて、この世にない。たぶん、正しかった選択、しか、ないんだよ。」

「何かを選んで選んで選び続けて、それを一つづつ、正しかった選択にしていくしかないんだよ。」

 

私がこの本の中で1番好きな台詞。

「応え過ぎたらだめだよ。」

「私たちにこうすべきだ、こうすべきだって言ってくる人の頭の中にばっかりいたらダメだよ。正しい選択なんてないんだもん。どこにも。」

武道館ライブを直前にした女性アイドルが幼馴染との恋愛の一線を越えて、脱退する物語の展開、ネタバレすると彼女はその後、女として家庭を持った後、女優としてのキャリアをもって、数十年後、またアイドルとして帰ってくる。

 

その時の詞が

「(前略)

ただ 歌が好き

ただ 踊るのが好き

それだけ だった

君に 見ていて ほしかった

変わらない 夢

私  アイドルに  なりたいの

 

私  アイドルに なりたいの

 

たった  ひとつの  夢だったの」

 

だった。

 

読み終わった後、私は彼等の人生を知りたくなった。

 

ひーくんが自分の意志で入所した時目指してた未来はどこなのか。

ふっか、さっくん、だてさま、あべちゃんはなんで入所したのか。

お母さんについて行ったしょっぴーが本気で仕事としてジャニーズを始めた時はいつ、何を思ってなのか。

 

何も知らなかった。

 

そして気付いた。

私が知ってるのはたった数年で

彼等の事を全部知っているのは彼等自身だ。

 

彼等の人生は彼等のものだ。

これは支えることを放棄した訳でも

愛が冷めた訳でもない。

 

ファンはファンだ。

それ以上にも、以下にもなれない。

パフォーマンスを見せてもらう。 お金を払う。

愛し、愛される。

 

でも、どの道を選ぶのかは

彼ら次第、会社次第。 

彼等は、この道を選んだ。

 

私達は黙ってそれについて行くか、否か。

それしか選択肢はないのかもしれない。

本当は凄く悔しいけれど

私達が勝手に彼等の人生に口を出すなんてこと

傲慢なのかもしれない。

 

そう、思った日の夜。

ふっかの日常が、更新された。

泣いて泣いて泣きまくって。

正直、そこはもう聞いたよとか不器用さたっぷりだったけど同時に愛と優しさもたっぷりで。

 

この人達を嫌いになんか一生なれないと思った。ありがとうふっか。

 

「僕達はSnow Manを愛してます。」

 

この言葉を聞いて、確信した。

名前も戻す。

もう、少ししか反対のツイは出さない。

我慢出来ないからちょっとは出すけど。

投書もちょっとは出すけどさ。

 

個人としてはこの決断は間違ってると思う。

どうにもならなくなる前に引き返してほしい。

もっとみんなが人気になれば6人のままデビュー出来ると思う。

 

けれどもし、もし全ての言葉が本当ならば

6人の人生は6人だけのものだから

本当に、ファンとか事務所とかに

応え過ぎないでいい。

私みたいな受け入れられなくてないファンなんか置いていって、自分の夢を叶えてほしい。

 

彼等が愛した6人という形を変えてでも

彼等がSnow Manで叶えたい夢が叶いますように。

私の心の苦しみなんかどうでもいいから6人が幸せになれますように。

彼等のした選択が正解だっていつか彼等が証明してくれますように。

あと5・6年はグループみんなを見て笑えないだろうけど

いつか彼等に追いついて一緒に素直に笑えますように。

 

そう思うから、今、決断。

決して受け入れた訳でも

納得している訳でもないし

取り戻す気まんまんだけどさ。

 

さようなら、6人だけのSnow Man

さようなら、6人だけでのデビュー

さようなら、6人だけの夢

 

最後の貢ぎだからって奮発し過ぎかな?笑

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